Wednesday, February 13, 2019 9:39 AM

VW、バッテリー事業を部品部門に統合

 フォルクスワーゲン(VW)は、バッテリー事業を部品部門グループ・コンポーネンツ(Group Components、トマス・シュマール会長)に統合する。

 プレスリリースによると、今後はバッテリーセルの開発から再利用までバッテリー関連の業務はすべてグループ・コンポーネンツが担当する。同部門は19年と20年、eモビリティ部品の生産に8億7000万ユーロを投じ、23年までには予算を38億ドルに増やす。

 グループ・コンポーネンツは16〜18年にドイツの工場で7億5000万ユーロを超える大規模なコスト削減を実現したが、部門の統合で一層の削減が可能と考えている。シュマール会長は「25年までにはプラス効果を20億ユーロにまで引き上げられる」と見ており、EV部品部門への投資はVWのEV生産コスト全体の削減にもつながると期待されている。

 VWは30年までにグループ全体の全モデルを電動化する「Roadmap E」計画を進めており、25年までに50の完全EVモデルとプラグイン・ハイブリッド車(PHV)30モデルを提供していく。自社の電動モデル向けだけでも25年までに電力量換算で年150ギガワット時(GWh)超のバッテリー生産能力が必要で、バッテリーセルの巨大工場が4カ所以上必要な量だ。

 VWは欧州と中国市場向けに複数のサプライヤーと計200億ユーロのバッテリー調達契約を発表している。23年までにグループ全体で90億ユーロをeモビリティ事業に投資する計画。