Friday, February 15, 2019 9:43 AM
米政権、ポーランド接近 中ロにらみ、蜜月演出
トランプ政権は14日に閉幕したワルシャワでの中東関連会合に合わせ、共催国ポーランドに猛アプローチをかけた。蜜月を演出し、安全保障や情報通信分野でロシアと中国の影響力拡大を食い止める狙いだ。ロシアを最大の脅威とし、米国との防衛協力を強めたいポーランドと利害が一致した。
ペンス副大統領は13日、ポーランドのドゥダ大統領と会談後、防衛費の国内総生産(GDP)比2%目標を達成した同国を北大西洋条約機構(NATO)加盟国のお手本として称賛。ポンペオ国務長官は米軍とポーランド軍の部隊を視察し、安全保障面の連携をアピールした。
ロシアの天然ガスをドイツに供給するパイプライン計画がロシア依存を強めるとの懸念から、ペンス氏は計画に反対するポーランドと「近い将来、原子力協力ができればよい」とも付け足した。(共同)
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