Thursday, February 21, 2019 9:53 AM
究極の燃料いまだ普及せず 水素、電気自動車に劣勢
水素は燃やしても水しか排出せず、環境に優しい究極の燃料として長く期待されてきたが、いまだにエネルギーとして普及していない。水素で走る燃料電池車(FCV)はライバルの電気自動車(EV)に対して世界的に劣勢で、消費者に広く受け入れてもらえる見通しが立っていないのが現状だ。
21世紀初頭はFCVとEVどちらが覇権を握るか情勢は混迷。トヨタ自動車は2014年、FCVの「MIRAI(ミライ)」を世界に先駆けて一般向けに発売した。一方、米国の一部や中国が二酸化炭素(CO2)の排出抑制策として、より身近なEVの導入を優先したこともあり、FCVは世界的な潮流になっていない。
ただEVの電力を化石燃料に頼っていては根本的な環境対策にはならず、水素エネルギーに懸ける関係者も多い。欧州連合(EU)や韓国が水素に関する戦略をまとめ、中国も30年までにFCV100万台を普及させる目標を掲げ、EVと両にらみの戦略を取る。日本の水素研究は世界でも進んでいるとされ、新産業として海外に売り込めるかどうかも問われる。(共同)
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