Thursday, February 21, 2019 9:53 AM

セブン、24時間営業で対立 東大阪市のFC店と本部

 大阪府東大阪市にあるコンビニのセブン-イレブン加盟店が「人手不足で24時間は限界」と今月から営業時間を短くしたところ、セブン-イレブン・ジャパンの本部側から違約金約1700万円とフランチャイズ(FC)契約の解除を求められたことが21日、店側への取材で分かった。この日、店側と本部側の面談が行われたが、議論は平行線に終わった。

 人手不足が24時間営業に打撃となっている現状が浮き彫りになった形だが、セブン側は時短営業は認めない姿勢を示し、店側と対立している。

 この店は「セブン-イレブン東大阪南上小阪店」。オーナーの松本実敏さん(57)によると、求人を出してもアルバイトの従業員が集まらなくなり、今月1日から営業時間を午前6時〜翌日午前1時の19時間にした。これに対しセブン側からは契約違反に当たるとして、24時間営業に戻さない場合は契約解除となって違約金が生じると伝えられたという。(共同)