Wednesday, February 27, 2019 9:25 AM

インド首都地下鉄網拡充 営業距離、東京を抜く

 インドの首都ニューデリーで地下鉄網の拡充が進み、昨年末までに営業路線距離が東京を追い抜いた。経済成長が続くインドでは、渋滞や大気汚染の緩和に役立つと期待されている。

 ニューデリーとその近郊を走る「デリー・メトロ」は2002年に営業を開始。昨年にはニューデリー市内と空港の国内線ターミナルを結ぶ路線などが新たに開通して、現在は9路線236駅が営業している。

 営業路線距離は327キロで、東京(東京メトロと都営地下鉄の合計)の304.1キロを超え、ソウルやニューヨークと肩を並べる。年内には約350キロまで延伸する見通しで、その後もさらに拡充させる計画だ。(共同)