Friday, March 01, 2019 9:34 AM

セブン、24時間見直しも 3月中旬に実験開始

 コンビニエンスストア最大手のセブン-イレブン・ジャパンは1日、コンビニの24時間営業の見直しに向けた実験を始めると明らかにした。全国の直営店から10店舗を選び、3月中旬から順次、営業時間を午前7時から午後11時までに短縮する。セブン-イレブンは24時間営業を貫いてきたが、人手不足の深刻化で苦しむオーナーの要請を受け対応を迫られた形だ。

 24時間営業の象徴的存在であるセブン-イレブンが従来の方針を軌道修正すれば、流通業界などで営業時間短縮の流れが広がる可能性がある。

 宮城、栃木、千葉、東京、愛知、兵庫、福岡、熊本の1都7県から立地や商圏を検討し店舗を選定。収益や来店客数の変化、作業効率などを検証し、フランチャイズ(FC)加盟店で時短営業を導入するかどうかを検討する。実験の終了時期は決まっていない。(共同)