Thursday, March 07, 2019 9:14 AM

女性管理職、世界で3割 18年、日本はG7最下位

 国際労働機関(ILO)は7日、女性の労働に関する報告書を8日の国際女性デーに合わせて発表し、2018年に世界で管理職に占める女性の割合は27.1%と3割近くに達した。安倍政権が女性活躍推進を掲げる日本は12%にとどまり、先進7カ国(G7)で最下位。11.1%のアラブ諸国と同水準だった。

 ILOの統計によると、日本の女性管理職の割合は1991年の8.4%から、27年間で3.6ポイントしか上昇していない。

 報告書によると、世界で管理職に占める女性の割合は91年に24.8%だったが少しずつ上昇。地域別では、米州で約9ポイント伸び39%、アジア・太平洋で約5ポイント上昇し22.5%になった。(共同)