Wednesday, March 27, 2019 10:41 AM
米孤立化へシリア攻勢 内戦弾圧の非難回避も
イスラエルにゴラン高原を奪われ占領されたシリアが、イスラエルの主権を正式に承認した米国に対抗する姿勢を鮮明にしている。主権承認問題を話し合う緊急会合を国連安全保障理事会に求めることで米国とイスラエルを孤立化させる狙いだ。自らを「占領政策の被害者」として強調し、内戦での反体制派弾圧に対する国際社会の非難をかわす思惑も透けてみえる。
米国とイスラエルを除く国際社会は、ゴラン高原のイスラエル主権を認めていない。安保理は1981年、ゴラン高原をシリア領と認め、イスラエルによる併合決定を無効とする決議を全会一致で採択した。
緊急会合は近く開かれるとみられるが、常任理事国の米国は拒否権を持っており、安保理が非難決議を採択するのは事実上不可能。同じく常任理事国の英国やフランスなどは26日、ゴラン高原のイスラエル主権を否定する共同声明を出したが、緊急会合開催に向けた腰は重い。(共同)
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