Thursday, March 28, 2019 10:22 AM

ブレークダンスなど候補に 24年パリ五輪追加種目

 国際オリンピック委員会(IOC)は27日の理事会で、2024年パリ五輪の追加種目候補にブレークダンス、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィンの4競技を選んだ。6月に開かれる総会での承認と、20年東京五輪での実施状況の検証を踏まえて、20年12月の理事会で最終決定する。

 IOCは開催都市が複数の追加種目を提案できる権利を20年東京五輪から認めている。パリ五輪の大会組織委員会は若者人気を重視し、2月に発表した候補では東京五輪で実施される野球・ソフトボールと空手が落選。沖縄発祥の空手は五輪存続を諦めずに活動を続けているが、今月のIOCプログラム委員会でも候補に加われなかった。

 理事会では札幌市が関心を示す30年冬季五輪以降の開催都市選定の方法を検証するため、作業部会を設置することも決めた。東京五輪の準備状況を監督するコーツ調整委員長が座長を務める。(共同)