Tuesday, April 02, 2019 10:27 AM

北朝鮮の意図見極め必要 ミサイル施設復旧で韓国

 韓国政府高官は訪問先のワシントンで1日、韓国記者団に対し、北朝鮮が北西部・東倉里のミサイル関連施設を復旧する動きを見せていることについて「交渉力を高めるためなのか、実際に発射するためなのか引き続き見極め、判断する(必要がある)部分だ」と指摘した。「今、予測できる状況ではない」とも述べた。

 2日付の韓国紙、中央日報は、北朝鮮が東倉里の長距離ミサイル発射施設の補修を事実上終えており、「最高指導部が決心すればいつでも発射できる状態」だとする政府当局者の分析を伝えた。

 同紙は、弾道ミサイルの観測能力を持つ米軍の電子偵察機RC135S(通称コブラボール)が米軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)に配置されたとの見方も伝えた。(共同)