Tuesday, April 23, 2019 10:27 AM

ウミガメ機内、ハワイ気分 壁に青空、虹色照明も

 全日空は23日、成田-ホノルル線に就航させる世界最大の総2階建て旅客機エアバスA380の内装を報道陣に公開した。国内航空会社として初めて5月24日から運航する。外装はハワイで神聖な存在として親しまれているウミガメの塗装で、内部も現地の雰囲気が漂うようイメージ。担当者は「フライト中も気分を盛り上げて」とPRしている。

 全日空によると、ハワイの雰囲気を感じられるよう壁に青空を描き、一部の照明は青や虹色に変化する。座席は同社として最多規模の520席で、横並びの席をベッドのように利用できる「カウチシート」を国内航空会社として初めて設けた。

 各階に自由に飲み物を受け取れるバーカウンターがあり、1階後方には着替えや授乳に使える多目的ルームを用意した。

 A380は「ジャンボ機」の愛称を持つボーイング747より一回り大きい。全長約73メートル、全幅約80メートル、高さ約24メートル。(共同)