Wednesday, May 08, 2019 10:11 AM

ソフトB、フィンテック企業に2000万ドル投資

 ソフトバンクグループが2019年に入り、メキシコシティー拠点のクレジットカード決済サービス新興企業クリップ(Clip)に約2000万ドル投資していたことが分かった。

 ソフトバンクは中南米向けのベンチャーキャピタル(VC)投資に50億ドルの予算を組んでいる。クリップへの投資はその一部。

 ロイター通信によると、ソフトバンクによる投資は、クリップが実施した約1億ドルの資金調達ラウンドの一部。集まった資金の約20%をソフトバンクが占めたことになる。

 ソフトバンク・ラテン・アメリカのマルセロ・クラウレCEOは取材に応じなかった。

 クリップは、カード読み取り機とソフトウェアを開発し、モバイル・アプリケーションによってクレジット・カード決済を簡単に処理するサービスで台頭中している。商業主だけでなく個人も簡単に使える。