Wednesday, May 08, 2019 10:29 AM

日航でシステムトラブル 欠航や遅れ、2万人影響

 8日午前6時50分ごろ、羽田や大阪など全国の空港で、国内線の搭乗手続きをする日航の旅客システムにトラブルが発生し、自動チェックインなどの手続きができなくなった。午前中にシステムは復旧したが、機体のやりくりのため、遅れや欠航は午後まで続いた。欠航は計34便、出発が定刻から30分以上遅れた便も150便超。影響は2万人超に上った。

 日航によると、各空港の自動チェックイン機や搭乗ゲートなどとつながるサーバーで異常が起きたのが原因とみられ、詳しい状況を調べている。

 サーバーは2系統あり、通常はシステムへの負荷を軽減するため、同時に運用している。異常は片方だけで起き、トラブル後は正常なサーバーだけで機器を稼働させている。2系統での運用再開のめどは立っていない。(共同)