Wednesday, May 15, 2019 10:25 AM

中国主席、米国けん制 「文明改造の試みは愚か」

 中国の習近平国家主席は15日、北京で開いた外交イベント「アジア文明対話大会」の開幕式で演説し「自分たちの文明が優れていると考えて他の文明を改造しようとするのは愚かなことだ」と強調した。貿易摩擦で圧力を強める米国による“中国たたき”をけん制した形だ。

 習氏は「(各国は)平等と相互尊重の精神を堅持するべきだ」と訴え「アジア人民は共同で繁栄する一つのアジアを求めている」と結束をアピール。各国がインフラ整備や貿易の円滑化で連携し「アジア運命共同体」を築こうと呼び掛けた。

 米メディアによると、米高官が4月下旬、中国との対立は異なる文明・人種との戦いだとの認識を表明。習氏の演説はこうした米側の発言を念頭に置いているとみられる。中国外務省も「“文明の衝突”や人種主義の観点で中米関係を見るのはばかげている」と反発していた。(共同)