Tuesday, May 21, 2019 10:24 AM

ホンダ、使用済みEV電池を電力網に利用へ

 ホンダとオハイオ州の電力会社アメリカン・エレクトリック・パワー(AEP)は、電気自動車(EV)の使用済み電池をAEPの電力システムに組み込む方法を共同開発している。

 グリーンカー・コングレスによると、同プロジェクトは、全米の電力事業者に再生可能エネルギーが持つ力を示し、電力網の安定化策として使用済みEV電池を統合することで、最終的にEVの需要拡大につなげるのが目的。

 EVの台数が増えると、仕事から帰宅した後にEVを充電する家庭が増え、ピーク需要がさらに高まって電力網(グリッド)の負担が増す恐れが強まる。電力を使用済みEV電池に蓄えてグリッドとつないでおけば、ピーク時の電力供給に貢献できると考えられる。