Wednesday, May 29, 2019 10:33 AM
就職氷河期を集中支援 厚労省、実施計画や目標
厚生労働省は29日、バブル崩壊後の就職難で安定した職に就けなかったり、引きこもったりしている「就職氷河期世代」の集中支援策を公表した。就職の実現や正社員への移行に向け、都道府県と企業が連携する新たな枠組みを作り、支援の実施計画や目標を求めるのが柱。高齢になって生活困窮に陥るのを防ぐため雇用を安定させ、将来的な社会保障費の膨張を防ぐ狙いがある。
政府が6月にまとめる経済財政運営の指針「骨太方針」に盛り込む。
厚労省によると氷河期世代は1993年ごろ〜2004年ごろに高校や大学を卒業した。30代半ばから40代半ばに当たり、同じ年齢でも浪人や留年などで卒業年が違えば当てはまらない場合がある。就職が決まらないまま高校や大学を卒業した学生は、00年は約12万人に上った。他の世代に比べ非正規労働者として働かざるを得ない人が多く、所得も低い。社会保険料を十分払えず高齢になって低年金や無年金で生活が困窮する恐れがあり、厚労省が対応に乗り出した。売り手市場の19年は約2万人だった。(共同)
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