Monday, June 10, 2019 10:18 AM
首相、同日選見送り検討 参院単独、7月21日投票
安倍晋三首相は夏の参院選に合わせた衆参同日選を見送る方向で検討に入った。複数の政権幹部が10日、明らかにした。衆参で議席を減らせば政権へのダメージが大きいとして同日選に反対する公明党に配慮。首相が最終判断すれば、26日閉幕の国会会期は延長せず、参院選は単独で「7月4日公示ー21日投開票」の日程で実施される。消費税増税の延期を理由にした衆院解散論もあったが、予定通り10月に増税する公算が大きい。
首相は周囲に「現時点では、参院選勝利へ淡々と臨む」と話した。首相に近い政権幹部は10日、政権内でくすぶっていた同日選論の背景に関し「参院選に向けた党の活動量を増すため、衆院議員に火を付けるのが狙いだ」と明言した。自民党選対筋は、老後の蓄えに関する金融庁試算への追及を野党が強めているとして「同日選を打つのは厳しい状況になってきた」と語った。
公明党は、同日選は複雑になるため自公選挙協力にエネルギーを割けなくなると反対する考えを伝えていた。選挙戦に入って政権不祥事が起これば政権を失うリスクになるとも懸念してきた。(共同)
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