Monday, July 01, 2019 10:29 AM

強制不妊一時金認定計26人 厚労省、6月末までに

 厚生労働省は1日、旧優生保護法下の強制不妊手術問題を巡り、6月末現在で男女計26人に対し、救済法に基づき一時金320万円の支給を認定したと公表した。

 都道府県別では宮城の12人が最多で、北海道7人、茨城と石川が2人だった。千葉、山口、大分は各1人。26人のうち男性は3人だった。年代別に見ると50代2人、60代13人、70代9人、80代2人となった。

 厚労省は今後、1カ月間の認定人数を月末時点で集計し、翌月に公表するとしている。(共同)