Wednesday, July 10, 2019 10:45 AM
かんぽ不利益契約9万件超 社長、不正販売を謝罪
かんぽ生命保険の植平光彦社長が10日、東京都内で記者会見し、保険の不正販売問題に関し「多数の顧客に不利益を生じさせたことで信頼を損ねた。深くおわびを申し上げる」と謝罪した。顧客の意向に応じて、無保険などになった顧客の契約復元や保険料の二重払い分の返還を進める。社外有識者による第三者委員会も設置し、一連の問題を調査する。不利益が生じた契約は9万件を超え、2007年の郵政民営化以降、最大の不祥事となった。
金融庁は事態を重くみて、業務改善命令などの検討に入っている。かんぽ生命は顧客救済や営業目標の見直しに向け、対策本部を設置する。
かんぽ生命は当初、顧客が同意しているとの理由で「不適切な販売ではない」と主張していた。保険の大半は日本郵便が委託を受け、郵便局などで販売している。会見には日本郵便の横山邦男社長も同席。横山氏は不正を防げなかった理由を、低金利や人口減少といった環境が変化する中で「営業目標が時代に合っていなかった」と説明し、過剰なノルマが背景にあるとの認識を示した。組織的な関与の有無には言及しなかった。(共同)
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