Thursday, July 11, 2019 10:07 AM
相続対策と乗り換え勧誘 かんぽ生命の不正販売
かんぽ生命保険の不正販売問題で、郵便局員が高齢者に相続対策をうたって、保険の乗り換えを勧誘する事案が多発していたとみられることが11日、分かった。新契約によって保険料が割高となり、相続対策の効果が帳消しになる場合もあった。健康状態の悪化で乗り換えできなかったり、契約内容の十分な説明がなくトラブルになったりするケースも出ている。
現役の郵便局長が、こうした勧誘は全国で一般的に行われていたと証言した。勧誘は、専門知識のある課長級の社員が同行して行い「同行募集」と呼ばれる。契約が取れそうな高齢者に予約を入れて訪問。郵便局員は提携するゆうちょ銀行の口座を把握しているため、貯金残高が多い高齢者を狙って勧誘できる。
一般的なのは、相続対策として保険を複数に分けるよう勧める手法だ。母親(当時70代)が乗り換え勧誘を受けた男性によると、2017年に東京都内で母親に対し郵便局員2人が「相続の話をしたい」と訪問した。保険金470万円の養老保険が一つあったが「保険金を受けられるのは長男だけで、次男にお金を残せない」と言い、満期まで2年ある旧契約を解約。二つの終身保険に乗り換えさせた。(共同)
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