Friday, July 26, 2019 9:55 AM

Tモバイル・フォー・ビジネス、ビーアウェアを提供

 米携帯電話サービス業界3位のTモバイル(T-Mobile)の法人向け事業部Tモバイル・フォー・ビジネスは23日、新興企業ロームビー(Roambee)の資産追跡ソリューション「ビーアウェア(BeeAware)」を米国内のNB-IoT(Narrowband Internet of Things)通信網上で市場投入した。

 ファスト・モード誌によると、ビーアウェアはそれによって、出荷物やパレット、そのほか個々の資産に追跡機器を簡単に取り付けられるようにし、追跡対象資産に関する位置情報や温度といった状況データをTモバイルのNB-IoT通信網で顧客会社らに提供する。

 資産追跡機能をNB-IoTで提供することは、4G(LTE=Long-Term Evolution)通信網を使う場合と違って、通信交通渋滞によるデータ転送競争に直面せずに済むという利点がある。したがって、資産追跡機器の内蔵電池を低コストに抑えることもできる。

 ビーアウェアによって取得できる追跡データは、ロームビーのハニーコムAPI(Honeycomb pplication programming interface)でアクセス可能。ハニーコムAPIは、多くの会社の既存ソフトウェアに統合できる。利用会社はそのため、デスクトップやモバイル端末から簡単に確認でき、末端間供給網の状況を追跡できる。

https://www.thefastmode.com/technology-solutions/15158-t-mobile-for-business-launches-nb-iot-based-asset-tracking-solution