Wednesday, July 31, 2019 10:33 AM

韓国「強い憂慮」表明 北朝鮮ミサイル警戒強化

 北朝鮮による短距離弾道ミサイル発射を受け、韓国大統領府は31日、「強い憂慮を表明する」と批判した。北朝鮮は韓国の文在寅政権に絞って圧力を強める戦術に出ており、今後も断続的に発射が続く恐れがあるとみて警戒を強めている。

 日米韓はミサイルの種類などについて分析を続ける一方、非核化を巡る米朝実務協議の早期再開に向けた連携を目指す。タイ・バンコクで8月2日に開かれる日米韓外相会談などで対応を協議する見通しだ。

 ロイター通信によると、米政府高官は北朝鮮側が先週、実務協議への意欲を米側に伝えたと明らかにした。しかし、北朝鮮は5日から予定されている米韓合同軍事演習を強く非難しており、演習中は協議再開は難しいとの見方も多い。(共同)