Wednesday, August 07, 2019 10:27 AM

ラグビー優勝杯を展示 文部科学省で8日まで

 日本で初めて開催されるラグビー・ワールドカップ(W杯)が9月20日に開幕するのを前に、優勝トロフィー「ウェブ・エリス・カップ」が7日、文部科学省で一般公開され、記念イベントで柴山昌彦文科相は「歴代優勝国が刻印されていて重みを感じる。何とか大番狂わせを演じていただき、日本の名前が彫り込まれるように期待したい」と述べた。

 イベントには約30人の児童らが参加し、トロフィーの名前がラグビーの創始者とされるエリス少年に由来していることや、競技発祥の英国で、かつて高級品だったパイナップルをモチーフとした装飾品がてっぺんに飾られていることをクイズ形式で学んだ。スポーツ庁の鈴木大地長官は「選手たちが一生涯を懸けて臨む大会。日本チームを、みんなで応援しよう」と呼び掛けた。

 開催自治体などを巡回する「トロフィーツアー」の一環で、文科省には8日まで展示される。(共同)