Wednesday, September 04, 2019 10:55 AM

容疑者、個人売買で銃購入 米乱射、規制に「抜け穴」

 テキサス州オデッサなどで8月末に起きた銃乱射事件で、容疑者の男(36)が過去に「精神的な問題がある」として銃の購入が販売業者から認められず、個人売買で銃を入手していたことが3日分かった。米メディアが報じた。

 厳格な銃規制に消極的な姿勢を続けるトランプ大統領は、販売店で銃を購入する際の犯罪歴調査を徹底して犯罪を抑止すると主張しているが、規制の「抜け穴」が浮き彫りとなった形。全面的な銃規制を訴える民主党などから批判がさらに強まりそうだ。

 報道によると、セス・アトール容疑者は2014年1月、銃を購入しようとしたが、地元当局のチェックで「精神的な問題がある」と認定され、入手できなかった。(共同)