Friday, September 13, 2019 11:08 AM

互いを攻撃、一転白熱 米民主党討論会

 来年の米大統領選でトランプ政権打倒を目指す民主党が12日、テキサス州ヒューストンで開催した第3回候補者討論会は、登壇者が前回の半数の10人に絞られた。各候補は一転して互いを攻撃、議論は白熱した。党指名候補を決める予備選開始を来年2月に控え、存在感のアピールに躍起となった。

 討論会では支持率1桁台にとどまる44歳のカストロ前住宅都市開発長官が医療保険改革を巡り、首位を走る76歳のバイデン前副大統領に「2分前に言ったことを、もう忘れたのか」と繰り返す場面に、メディアの関心が集まった。

 バイデン氏の高齢をやゆしたとも取れる態度を別の候補者が「あら探しに陥っている」といさめると、カストロ氏は「それが選挙だ」と言い切った。(共同)