Monday, September 16, 2019 10:37 AM

イラン、密輸船拿捕 ホルムズ海峡周辺

 イラン学生通信の16日の報道によると、イラン革命防衛隊はホルムズ海峡近くのペルシャ湾で、ディーゼル燃料をアラブ首長国連邦(UAE)に密輸出しようとした疑いで、船舶を拿捕し乗組員らを拘束した。船籍や乗組員の国籍など詳細は不明。

 イランでは補助金で燃料価格が安いため、近隣国への密輸出事件が相次いでいる。今月上旬にもホルムズ海峡周辺でタグボートが拿捕された。

 イランは7月に英国船籍のタンカーを拿捕。国際社会は、エネルギー輸送の大動脈であるホルムズ海峡の安全に懸念を強めている。(共同)