Thursday, September 26, 2019 10:12 AM

ウエアラブル端末に参入 アマゾン、データ保護課題

 アマゾン・コムは25日、米国で声で操作できるウエアラブル端末に参入すると発表した。音声認識機能を備えた人工知能(AI)サービスでグーグルとの競争が激化しており、利用者の囲い込みを一段と進める狙いだ。

 音声AIサービスを巡っては、利用者の知らないうちに会話の一部を分析していたことが報じられた。AIの精度向上とともに、個人情報などデータ保護への対応が課題となる。

 「外出先で手を使わず利用できる初めてのウエアラブル端末だ」。アマゾンの端末責任者のデイブ・リンプ氏は25日の発表会で、音声AI「アレクサ」を搭載した無線イヤホン「エコーバッズ」をアピールした。日本での販売は未定。(共同)