Friday, September 27, 2019 10:32 AM

追加抽選は半分売れ残り 五輪チケット、人気に偏り

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は27日、5月の1次抽選販売で1枚も当たらなかった約416万人を対象に実施した追加抽選で約35万枚を販売したと発表した。申し込んだ140万人強のうち約12万人しか当選しなかったが、人気に偏りがあったため、売り出した約68万枚の半分近くが売れ残った。

 組織委の鈴木秀紀マーケティング局次長は「全体で見れば用意したチケットより多くの申し込みをもらった競技がほとんどだが、セッション(時間帯)によってかなりばらつきがあった」と説明した。(共同)