Monday, October 07, 2019 10:38 AM

陛下パレードに手荷物検査 警視庁、自撮り棒も禁止

 天皇陛下の即位を祝うパレード「祝賀御列の儀」を約2週間後に控え、警視庁は7日、三浦正充警視総監をトップとする「最高警備本部」を22日の当日設置し、観覧客の手荷物を検査する方針を明らかにした。沿道の観覧ブースでは横断幕や瓶、自撮り棒の持ち込みのほか、飲酒や楽器の演奏なども禁じられる。

 パレードでは、両陛下が乗ったオープンカーが午後3時半に皇居・宮殿をスタートし、赤坂御所まで約4.6キロを約30分かけて進む。沿道に柵で囲った観覧用のブースがいくつも設けられ、来場者は金属探知機などを使った手荷物検査をパスすれば入場できる。

 持ち込みが禁じられるのは、刃物のほかライター、花火などの火気類、小型無人機ドローンも。主義主張を掲げるのを防ぐためチラシや大きな旗ざお、横断幕も持ち込めない。盲導犬などの補助犬を除き、動物も不可となっている。瓶や缶も認められない。(共同)