Tuesday, October 22, 2019 10:45 AM

ロシアの偽アカウント削除 FB、選挙介入防止策も

 交流サイトのフェイスブック(FB)は21日、来年の大統領選を前に、共和、民主両党の支持が拮抗する激戦州の住人を装い、ロシアから米国民の分断をあおるメッセージを投稿するなどしたアカウントを削除したと発表した。米国と対立するイランを発信元とする偽アカウントも削除した。

 2016年の前回大統領選には、ロシアが米国内の政治不和を狙い組織的に介入し問題化。FBは今回、来年の大統領選を偽情報の拡散から守り、外国勢力の介入を防ぐための措置も発表した。

 ロシア関連では、フェイスブックの1、インスタグラムの50のアカウントを削除した。人種や環境などの問題で、保守またはリベラルの立場から発信していた。計約24万6000のフォロワーがおり、うち約60%は米国在住者だったという。(共同)