Tuesday, October 22, 2019 10:47 AM

米国防長官サウジ訪問 軍増派を協議か

 エスパー米国防長官は21日、サウジアラビアを訪問し、首都リヤドでハリド国防副大臣と会談した。国営サウジ通信が伝えた。中東情勢の不安定化を受けた米軍のサウジ増派や、イランへの対応を協議したとみられる。

 サウジにはロシアのプーチン大統領が14日、約12年ぶりに訪問したばかり。中東への関与に消極的なトランプ政権に対し、ロシアの存在感が高まっている。

 AP通信によるとエスパー氏は21日、シリア北東部の油田地帯を過激派組織「イスラム国」(IS)から守るため、米軍の一部を残すことも検討していると明かした。サウジ訪問前のアフガニスタンで記者団に述べた。(共同)