Friday, October 25, 2019 10:26 AM

FCA、伊トリノにEVバッテリー工場建設へ

 FCAは、イタリア・トリノのミラフィオーリ工場内にバッテリーの組み立て施設を建設する。初期投資額は5000万ユーロ(5600万ドル)。

 ロイター通信によると、新工場で生産されるバッテリーは、FCAが発売を予定する完全電動モデル向け。今回の投資は、2019〜21年までにイタリアで50億ユーロを投資するという同社が18年に発表した計画の一部。この計画では、同社初の電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)を発売すること、そしてイタリア国内の工場を全面稼働させることを目標にしている。新しいバッテリー工場は、20年初めに操業を開始する予定。

 20年から21年にかけて、FCAは小型車「500」のEVバージョン、「マセラティ」初のHVとEVバージョン、「ジープ・コンパス」および「同レネゲイド」のHV、そして小型車「パンダ」の軽量HVバージョンの発売を予定している。