Monday, November 04, 2019 9:26 AM

メキシコ、畳み掛けて突破 ナバーロが突き放す適時打

 地元開催のメキシコが一気に畳み掛け、野球の母国との熱戦を制した。2戦2勝で1次ラウンド突破をいち早く決め、カストロ監督は「とてもうれしい。特に相手が米国だったのでね」と充実感をのぞかせた。

 指笛や地元音楽「マリアッチ」が鳴り響く中、試合が一気に動いたのは1点差の八回だった。1死満塁で阪神のナバーロが右前へ2点適時打。続く打者が3ランを放ち、勝負を決定づけた。

 東京五輪予選を兼ねた短期決戦をナバーロは「全ての試合がプレーオフのよう」と表現する。その大一番でチームは5度の三者凡退がありながらも、要所で勝負強さを発揮。カストロ監督は「真剣に、プライドを持って戦ってくれた」とたたえた。(共同)