Wednesday, November 06, 2019 10:01 AM
記述式、自己採点に課題 共通テ国数、与野党指摘
6日の衆院予算委員会では、大学入学共通テストの国語と数学Ⅰ、数学Ⅰ・Aに導入される記述式問題の是非が論点となった。従来のマークシート方式に比べて自己採点が難しく、出願する大学を決める判断に影響するため、与野党から対応を求める声が相次いだ。
共通テストでは、従来の大学入試センター試験と同様、自己採点の結果を基に出願する大学を決める必要がある。だが、昨年11月の試行調査で記述式問題の自己採点の精度を検証した結果、実際の成績とずれた割合が国語の3問で最大33.4%、数学の3問でも最大14.7%に上った。
立憲民主党の川内博史氏は「自己採点が本当の点と違ったら、志望校の出願に影響する。人生をかけて受験するのに致命的な欠点だ」と批判。公明党の伊藤渉氏も「自己採点への不安や懸念が指摘されている」とした。(共同)
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