Wednesday, December 04, 2019 9:27 AM

東京パラで公式映画製作へ IPC、来年12月公開予定

 2020年東京パラリンピックの記録や映像を後世に残す公式映画が製作される見通しとなったことが3日、複数の関係者への取材で分かった。国際パラリンピック委員会(IPC)の公認で準備段階から大会閉幕までドキュメンタリー形式で描く画期的な取り組みで、大会の放送権を持つNHKが協力して製作を計画。公開時期は来年12月ごろを予定している。

 五輪では公式映画の製作が契約で義務付けられており、東京大会はカンヌ国際映画祭などで受賞歴がある河瀬直美さんが昨年10月に監督に就任。既に撮影に入っている。パラリンピックはこうした規定が原則ないが、多様な人々が歩み寄る「共生社会」の実現を目指す東京パラリンピックでも関係者らから製作を求める声が上がっていた。

 日本が初出場した1964年の東京大会では非公式の記録映像が製作され、数本の所在が判明している。このうちドキュメンタリー映画「東京パラリンピック 愛と栄光の祭典」(渡辺公夫監督)はデジタル修復され、来年1月に約半世紀ぶりに劇場公開される。(共同)