Friday, December 06, 2019 9:14 AM

日産自、北米事業を2日休業〜1月、利益率向上狙い

 日産自動車は5日、米国事業の利益率向上のため2020年1月2日と3日は北米日産を休業にすると発表した。

 ロイター通信によると、日産は今年度、円高や中国と米国で販売が減少した影響で利益が急落しており、コストの削減に取り組んでいる。 営業利益の予想は11年ぶりの最低値にまで引き下げた。

 日産は声明で「業績と競争力を改善するため、北米日産は20年1月2、3日の2日間、休業を実施する」と説明した。ただし、高級車インフィニティ部門を含むディーラーは休業しない。

 オートモーティブ・ニュースはこれまでに、日産は米国の組織全体で1月に2日間の無給休暇を実施し、出張費は直ちに半減するという従業員向け通知を出したと報じていた。

 同紙によると、休業はテネシー州ナッシュビル郊外の米国本社と、同州のスマーナ工場およびデチャード工場、ミシシッピ州カントンの組立工場に影響を与える。