Wednesday, December 11, 2019 9:26 AM

米、新NAFTA修正合意 3カ国再署名、承認へ

 【ワシントン、ロサンゼルス共同】米野党民主党のペロシ下院議長は10日、メキシコ、カナダと結ぶ北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる新協定の修正案で、トランプ政権と合意したと明らかにした。米議会で承認手続きを進める。自動車関税の撤廃基準を厳しくする新協定は昨年11月末の署名から1年以上を経て進展する。日本の自動車メーカーにとって先行きを見通しやすい経営環境になる。

 ライトハイザー米通商代表、カナダのフリーランド副首相は10日、メキシコ市で、メキシコのエブラルド外相らと修正を協議。3カ国は内容を反映した新協定に再び署名した。米議会下院は新協定の法案を来週採決する方針。上院の可決を経て批准の見込みだ。3カ国が批准作業を終えてから約3カ月後に発効する。

 ペロシ氏は記者会見で「米政権の提案よりも非常に優れた内容になった」と自賛した。労働者の権利や環境対策、実効性が強化されたという。