Thursday, December 19, 2019 9:22 AM

「北朝鮮に圧力強化を」 死亡米大学生の両親

 【ワシントン共同】北朝鮮で拘束され、2017年の帰国直後に死亡した米国人大学生オットー・ワームビア氏の両親は18日、米議会で記者会見し、北朝鮮への制裁強化を盛り込んだ国防権限法案を早期に成立させ、圧力を強めるよう訴えた。米メディアが伝えた。

 17日に議会を通過した国防権限法案では、北朝鮮と取引する外国の金融機関に対し、米国内での取引を制限する新たな制裁措置を盛り込んだ。この条項にはワームビア氏の名前が冠され、母シンディさんは「(北朝鮮に)私たちの息子を忘れさせない」と述べた。