Friday, December 20, 2019 9:24 AM
対韓輸出規制を一部緩和 経産省、強化以来初めて
経済産業省は20日、半導体材料3品目に関する韓国向けの輸出規制について一部を緩和した。基板に塗る感光剤「レジスト」に関し、特定の企業同士の取引は、現状の原則半年から最大3年間の許可が取れるよう運用を見直した。国内輸出企業にとっては事務手続きが少なくなる恩恵がある。7月に日本が対韓輸出規制強化を発表して以降、運用見直しは初めて。24日に予定されている日韓首脳会談に向けた環境整備の可能性がある。
日本は7月、レジストのほか、半導体の洗浄に使う「フッ化水素」、スマートフォンの有機ELディスプレーに用いる「フッ化ポリイミド」の3品目について対韓輸出規制を強化した。それまで韓国に輸出する企業に3年間有効な許可を与えて個別申請を省略してきたが、7月4日以降は契約ごとに審査して輸出の可否を判断。期間も原則半年とするよう運用を厳格化していた。
経産省は今回の運用見直しについて、規制強化以降の取引実績から「特定の企業間では貿易管理がしっかりしていると確認できた」と説明した。レジスト以外の2品目についても、日韓企業間の実績が積み上がれば、レジストと同様に輸出規制を緩和する方針。(共同)
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