Monday, December 23, 2019 9:10 AM

ヤフー、LINE最終合意 経営統合、利用者1億人超

 ソフトバンクと韓国ネイバーは23日、それぞれの傘下にある、ヤフーの親会社Zホールディングス(HD)とLINE(ライン)の経営統合で最終合意の契約を締結したと発表した。今後、公正取引委員会による独禁法の審査などを経て、来年10月までに統合手続きを完了させる。1億人超の利用者を抱えるインターネット企業が誕生することになる。

 ソフトバンクとネイバーが50%ずつ保有する共同出資会社の下にZHDを置き、ヤフーとLINEがZHDの完全子会社としてぶら下がる計画。ZHDは上場を維持し、共同出資会社が株式の約65%を握る親会社となる。

 共同出資会社はソフトバンクの連結子会社となり、社長はソフトバンクの宮内謙社長が兼任。取締役にソフトバンクから宮内氏ら3人、ネイバーから2人を派遣する予定にしている。(共同)