Thursday, January 09, 2020 9:25 AM

ゴーン被告会見、報道さまざま 各国メディア、肯定や皮肉

 【パリ、ベイルート、ニューヨーク共同】カルロス・ゴーン被告が逃亡先のレバノンで8日行った記者会見について、各国メディアの報じ方はさまざまだ。

 フランスのフィガロ紙は、陰謀で投獄された後、脱獄して報復に出るアレクサンドル・デュマ作の物語に例え「現代のモンテ・クリスト伯(巌窟王)は全世界を魅惑する」と報道。レバノン英字紙デーリー・スターは、被告が「長く待ち望んだスピーチ」を行ったと伝えた。

 ニューヨーク・タイムズ電子版は、スクリーンに資料を映しながら説明する様子を「企業のプレゼンテーションのよう」としつつ「文字が小さすぎて誰も読めなかった」と皮肉交じり。