Thursday, January 09, 2020 9:26 AM

「結論出るまで権利享受」 ロシア選手出場でIOC会長

 【ローザンヌ(スイス)共同】国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は、第3回冬季ユース五輪開幕前日の8日にスイスのローザンヌで取材に応じ、ドーピング問題を抱えるロシアの選手団参加について、スポーツ仲裁裁判所(CAS)の「最終判断が出るまで(他国と)同じ権利を享受する。出場を歓迎する」と述べた。

 ロシアは同国選手団を東京五輪など主要国際大会から4年間除外する昨年12月の世界反ドーピング機関(WADA)の処分を不服としてCASに提訴中。ユース五輪は開幕が迫っていたため、処分の対象外となった。