Friday, January 10, 2020 8:52 AM
傷少ないiPS細胞作製 赤血球のもと使い安全に
赤血球になる前段階の細胞「赤芽球」から人工多能性幹細胞(iPS細胞)をつくると、DNAの傷が少ないものができることを放射線医学総合研究所や山梨大のチームが発見し、科学誌ネイチャーコミュニケーションズに10日発表した。
がん化のリスクが減り、より安全な再生医療につながると期待される。今回はへその緒の中の血液から赤芽球を取り出して使ったが、放医研の荒木良子グループリーダーは「もっと採取しやすい細胞でもできるかどうか調べたい」と話した。
チームは赤芽球に5種類の遺伝子を導入してiPS細胞を作製。DNAをくまなく調べると、皮膚や骨髄の細胞からつくった場合は傷が300〜1000カ所できるのに対し、100カ所前後と少ないことが分かった。(共同)
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