Friday, January 24, 2020 9:26 AM

エルサレムで犠牲者追悼 ユダヤ人収容所解放75年

 【エルサレム共同】第2次大戦中のナチス・ドイツによるユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)を象徴するアウシュビッツ強制収容所の解放から75年を前に、エルサレムで23日、犠牲者を追悼する式典が開かれた。主催者側によると、40カ国以上の首脳らが出席。生存者と共に悲劇を二度と繰り返さないことを誓った。

 「ホロコーストを忘れず、反ユダヤ主義と闘う」と題された式典はホロコースト記念館「ヤド・バシェム」で行われ、ロシアのプーチン大統領やフランスのマクロン大統領、ドイツのシュタインマイヤー大統領、ペンス米副大統領、チャールズ英皇太子らが出席した。

 イスラエルのリブリン大統領は開会の演説で「ホロコーストで何が起きたかを忘れてはいけない」と訴え、参加者に「ユダヤ人への連帯を示してくれたことに感謝する」と謝意を述べた。