Wednesday, January 29, 2020 9:24 AM

武漢から帰国の12人が入院 容体は安定、チャーター機2便も

 中国湖北省武漢市を中心に新型コロナウイルスによる肺炎患者が拡大している問題で、現地滞在の邦人206人が29日、日本政府のチャーター機で帰国した。厚生労働省や東京都によると、13人に発熱やせきなどの症状があり、うち12人が入院したが、症状は軽いという。

 政府によると、退避予定の邦人は残り約440人。チャーター機第2便は29日夜に日本を出発。第3便は30日に派遣する方向で調整している。30日には安倍晋三首相を本部長とする対策本部の設置を閣議決定する。

 206人のうち、同意が得られなかった2人を除く全員について新型コロナウイルスかどうか検査している。(共同)