Thursday, January 30, 2020 9:24 AM
ボーイング22年ぶり赤字 737MAX費用186億ドル
【ニューヨーク共同】航空機大手ボーイングが29日発表した2019年12月期決算は、純損益が6億3600万ドル(約690億円)の赤字に転落した。通期の純損失は1997年以来、22年ぶり。2度の墜落事故を起こした主力機「737MAX」の運航停止に伴う航空会社への補償や生産停止に係る損失などがかさんだ。費用は20年にかけ186億ドル(約2兆円)に上る見通しだ。
売上高は前期比24%減の765億5900万ドルだった。
また中型機「787」の減産を21年から拡大すると発表。米中貿易摩擦の長期化で中国向け需要が低迷しているため。「737MAX」に代わる収益源だが、業績への影響が避けられない。
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