Wednesday, February 05, 2020 9:17 AM
世論誘導へ記者300人投入 中国、新型肺炎対応を美化
【北京共同】中国共産党・政府は5日までに、新型肺炎の患者が多い湖北省に国営メディアなどの記者300人を派遣した。習近平国家主席が肺炎対応を巡り「世論の誘導」を指示したことを受けた措置。感染封じ込めに向けた取り組みを美談仕立てで伝える一方、政府に批判的な報道を抑え込む方針だ。
習指導部は3日の会議で「疫病と闘う現場の感動的な業績を生き生きと伝える」必要性を確認。中国の会員制交流サイト(SNS)には感染拡大を招いた当局への不満の声が渦巻いており、指導部は体制批判に発展しかねないとの危機感を強めているとみられる。
中国メディアによると、記者団を組織したのはメディアを指導する党中央宣伝部。「人の心を動かす前向きなストーリー」を発信し世論管理を強化するよう指示されているという。肺炎対応に当たり過労死した医師を「英雄」などと称賛する報道が増えている。
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