Thursday, February 27, 2020 9:05 AM
6時間の診断、15分に 新機器、3月にも導入へ
新型コロナウイルスへの感染が疑われる人の検体から、ウイルスの有無を迅速に診断できる手法を産業技術総合研究所と杏林製薬のチームが26日までに開発した。現在1検体に6時間かかるPCR法を大幅にスピードアップさせ、15分程度で診断ができる。政府は精度を確かめ、3月中にいくつかの医療機関への導入を目指す。
現在は検体を採って研究機関に送って結果を待つため、輸送時間も問題になる。医療現場に導入され迅速に検査できれば、感染疑いのある人をその場で検査し、隔離など適切な措置が取れるようになる。
PCR法はウイルスに特有の遺伝子を増幅させるが、試薬と検体を混ぜた試料の液体の温度を繰り返し上げたり下げたりする必要がある。チームが開発した新たな機器を使うと、試料を素早く目標の温度に上げ下げすることができ、新型コロナウイルスの有無を素早く見極められるようになった。(共同)
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