Monday, March 02, 2020 9:22 AM

楽天携帯、大手の半額以下 大容量2980円検討

 楽天が4月から本格参入する携帯電話事業で、大容量のデータ通信が可能な料金プランについて、NTTドコモなど大手3社の半額以下にする方向で調整していることが2日分かった。月額2980円を軸に調整し、データ通信の容量を無制限にすることも検討している。低料金で利用者獲得を目指すが、大手も対抗するとみられ、価格競争が激しくなりそうだ。

 楽天は、通信容量に応じたプランも設けるとみられ、3日に料金体系を正式発表する。

 大手3社は楽天の本格参入を控え、既に大容量プランの見直しに動いている。ドコモはデータ通信容量が月30ギガバイトのプラン(6980円)の通信容量を1月から60ギガバイトに倍増。KDDI(au)は2月、データ通信容量に制限がない「auデータMAXプランPro」の月額料金を8980円から7480円に1500円値下げした。(共同)