Monday, March 09, 2020 10:30 AM

北朝鮮が飛翔体複数発射 日本海に落下、弾道弾か

 【ソウル共同】韓国軍合同参謀本部は9日、北朝鮮が東部咸鏡南道・宣徳付近から北東方向の日本海に向け、同日午前7時36分ごろ(日本時間同)から少なくとも飛翔体3発を発射したと発表した。北朝鮮の飛翔体発射が判明したのは2日に続き今年2回目。韓国軍が追加の発射に備え、警戒態勢を取っている。

 安倍晋三首相は9日「弾道ミサイルとみられるものが発射された」と述べた。日本政府は、約100〜200キロ飛翔し、日本の排他的経済水域(EEZ)外の日本海に落下したと推定されると発表した。

 首相は「わが国と地域の平和と安全を脅かすもので、国際社会にとって深刻な課題だ」と述べ、不測の事態に備え万全の態勢を取るよう政府内に指示。政府は国家安全保障会議(NSC)の4大臣会合を開いた。